建水分神社
場所:大阪府千早赤阪村
観察日:平成23年11月11日(金) 午後3時 〜 午後5時
天候:雨のち曇り 時々雨
観察者:建水分神社禰宜 岡山博美
大阪府神社庁IT委員会 寺内成仁・濱上晋介
地形:丘陵地
面積:約5千坪
土質:湿潤肥沃
植生
コジイ・ヒノキの針広混交樹林。
特記する点、サカキの育成が顕著コジイ・ヒノキ・サカキが非常によい状態で混生してました。
どの樹種も、高木・亜高木・低木・草本各層でよく出現していました。
表土(AO層)も厚くいい状態で肥沃であり、歩くとふかふかしていました。(木の根を守るため空気の循環路を踏み固めないよう、又微生物を守る為、禁足地(菌促地)となっているわけで、本来足を踏み入りてはいけないのですが。。。今回特別におじゃまいたしました。)
なるほど、最高の土壌だったと思います。目に見えない森の精霊が空間狭しと森の中いっぱいに飛び交っているような感じがしました。
拝殿前には、樹齢500年以上と推定されるヒノキの切り株が一対で残されています。
禰宜さんの話によると、東宮御所御創建時、用材にとの話があったようですが、先々代の宮司さんが固く断られたとの事ですが、その後残念ながら弱って伐採されたそうです。
サカキの実が落ち、自然発芽の実生がいっぱいで繁々しい正面階段入口は、なお神々しさを増していく森との結界を築いています。
ここまでサカキが自然に繁茂している森は、大阪では珍しいのではないでしょうか。
気がかりは、林縁に迫る竹林の存在です。
森林内に入り込んでこないよう注意が必要と思われます。
場合によっては、なんらかの防御策を打つことが望ましいかもしれません。
末永くよい状態で守られていくことを希望します。