鎮守の木



『招霊(おがたま)の木』[学名:Michelia compressa (Maxim.) Sarg.]

日本に自生するモクレン科では唯一の常緑樹です。高さ20メートルにもなります。別名オガタマトキワコブシ

招霊の木招霊の木実

招霊の木
招霊(おがたま)の木。又は小賀玉の木とも表記します。
和名は神道思想の「招霊」(おぎたま)から転化したもので、和歌、俳句の季語にも用いられています。
日本神話においては天照大神の天岩戸隠れにおいて天岩戸の前で舞った天鈿女命(アメノウズメノミコト)が手にしていたとされ、古くには榊などとともに神前に供える木として用いられました。
このことから地方に於いては、真榊とも言います。
果実がはぜて中の真っ赤な種子が見える姿より神楽鈴が考え出されたと伝えられています。
神楽鈴
常陸宮正仁親王のお印であり、自治体においては宮崎県高千穂町などが町のシンボルとしています。

注)トウオガタマ(カラタネオガタマ)は中国原産で、日本でも庭木や生け垣としてよく植えられています。
このカラタネオガタマは招霊(おがたま)の木とは別種です。
花は初夏に咲き、バナナに似た強い香りを放ちますが、招霊(おがたま)の木はトウオガタマのような強い香りを放ちません。
左:トウオガタマ(カラタネオガタマ)の花                  右:オガタマの花
『1円硬貨の図案は招霊の木』
1円硬貨に施されている木の図案は招霊(おがたま)の木だと言われています。
招霊の木

「オガタマノキが確認されている神社」
   
 布忍神社:松原市北新町2−4−11  枚岡神社:東大阪市出雲井町7−16
   
 杭全神社:平野区平野宮町2−1−67
手前右側がオガタマ。奥左の大木はイチョウ。
道明寺天満宮:藤井寺市道明寺1−16−40