雑節


日本は農業国であったので、季節に非常に依存し日常生活をきめなければならなかった。
旧暦による日付は季節とははなはだしく食い違っている。そのために、季節を示すようなものが必要であったわけです。
雑節は、とくに色々な仕事をする目印に用いられています。

直接「太陽の黄経」できめられたものは、「土用(どよう)」「入梅(にゅうばい)」「半夏生(はんげしょう)」であり、節分は立春の前日。
彼岸は春分・秋分をはさむ前後7日です。

雑節表
名称 太陽黄経 入節日 備   考
土用(冬) 297° 1月17日
又は18日

一年に4回あり、立春、立夏、立秋、立冬の前各18日間です。
現在では「土用」といえば、立秋の前の夏の土用を指し、
丑の日に鰻を食べる風習があります。

土用(春) 27° 4月17日
又は18日
土用(夏) 117° 7月20日
土用(秋) 207° 10月20日
又は21日
入梅 80° 6月11日ごろ 本来は「梅雨入り」の漢語的表現ですが、
本来の梅雨入りは地域や年により異なります。
半夏生 100° 7月2日ごろ 半夏生(はんげしょう)は夏至から11日目にあたります。この頃から梅雨が明け、
田にカラスビシャク(半夏)が生えるのを目安に田植えの終期とされてきました。
節分 2月3日
又は4日
この夜鬼打ちの豆をまいたり、柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口にはさんだりして
邪気をはらう習慣があります。
彼岸(春) 3月17日
又は18日

彼岸の始めの日を「彼岸の入り」といい、終わりの日を「彼岸の明け」、といいます。
この間先祖の霊を供養し、墓参などが行われます。
彼岸(秋) 9月20日
又は21日
社日(春) 春分と秋分に
最も近い
戊(つちのえ)の日

この日氏神様に参ります。
春の社日(しゃにち)を春社といって五穀の種子を供えて豊作を祈り、
秋の社日(しゃにち)を秋社といって初穂を供えて収穫を感謝します。

社日(秋)
八十八夜 5月2日ごろ 春と初夏の境目であり茶摘み、苗代のもみまきなど一般に農作業の目安とされて
農作業も一段と忙しくなります。
二百十日 9月1日前後 立春から数えて210日目のこと。
台風襲来の時期で、稲の開花期にあたるため、

昔から二百二十日とともに農家の厄日とされます。

五節供(句) ・ 二十四節気  七十二候