霜降(そうこう)  
    二十四節気の一つ。 10月24日頃。   七十二候  
  文字通り霜が降る時期。秋気がようやく去って、各地で朝霜を見る季節になります。この頃になると虫の音もかなり減り、秋も一段と深まり楓や蔦が紅葉し始めます。寒冷を覚える頃となります。
この日から立冬までの間に吹く寒い北風を木枯らしと呼びます。 
 
     
   木枯らし  
   晩秋から初冬にかけて、西高東低の冬型気圧配置が天気図に現れると吹く北よりの風です。10月半ば〜11月にかけて、
8メートル以上吹く北風を「木枯らし一号」と呼び、本格的な冬の到来の目安にしています。
 
     
   早霜(はやじも)  
   「秋の気配」の中、朝の冷え込みによる季節的に早い霜を「早霜」と呼びます。季節の変わり目に見られる気象現象です。  
     
   広葉樹の紅葉には三種類がある。
1.紅葉:モミジ・カエデ・ウルシ・ツタなど
2.黄葉:イチョウ・シラカバ・ヤナギなど
3.褐葉:ブナ・ケヤキ・トチなど
 
     
  広葉樹は針葉樹よりも進化した樹木です。
一般的に葉っぱの広がったものが広葉樹です

針葉樹は高くなることで生存競争に勝つ仕組みなのに対し広葉樹は枝葉を大きく張って日光をほかの木より多く受けることで生き残っていこうとしているのです。

広葉樹には落葉性と常緑性があります。
落葉性の広葉樹は、秋に紅葉(黄葉)して葉が落ちますが、常緑性は春に新芽が出るときに古葉が落葉します。
常緑性の代表格はクスノキ・スダジイ・モチノキ・サカキなどがあります。 
 
     
  大阪のみどり百選の神社   
  住吉大社と太鼓橋    若山神社のシイの木    佐太神社(佐太天宮)の森
樟葉交野天神社の森    野崎観音の森(南條神社    飯盛山と四條畷神社
薫蓋樟(
三島神社)    枚岡公園と梅林(枚岡神社)    壺井八幡宮の楠
高尾山山麓の森(鐸比古鐸比賣神社)    美具久留御魂神社   辛國神社の参道
道明寺天満宮の梅園    狭山神社    千早城跡(千早神社)   男神社の社叢
小野妹子の墓(科長神社)     美多彌神社のシリブカガシの森
意賀美神社と雨降の滝    泉穴師神社の森     金熊寺の梅林と信達神社
大井関公園(日根神社) 
 
     
     
   
ブナ(左) ブナ林(中) ブナの実(右):(金剛山山頂付近にて)
 「ブナ」金剛山  「ブナ林」金剛山
 ブナの種子「ソバグリ」
 
     
  ブナの木は温帯の代表的な樹木で、高さ30メートルにも成長します。秋にはドングリに似た実がなり、その形がソバの実に似ていることからソバグリとも呼ばれツキノワグマなどの野生動物の貴重な餌となっています。
ほぼ標高1,000m以上1,500m以下の地域がブナ林となります。世界遺産の白神山地のブナ林が知られています。
ブナ林があると言うことは自然保護がなされているということです。 
 
     
  ブナを漢字で「山毛欅」と書きますが、日本のブナではなく中国のブナの一種を指します。
日本では「」木に無しと書きます。近年に作られた国字で、一般に日本のブナの意味に使われます。 
ブナは建築材には適さずトロ箱などの材料として使われていました。
昭和20年以後にブナ林は大規模な伐採がなされ、建築材になる針葉樹の杉や檜が植樹されました。
広葉樹は保水力が大きく、その中でも「ブナ」は取り分け保水力が大きいと言われています。
古代から山の民は「ブナ木一本、水一石」といい「ブナ」には水の神が宿る「依り代」として崇めてきました。
ブナ林は「みどりのダム」だったのです。
ただ単なる木ではなく「水の神の依り代」として崇め伐採されることなく保存したものを、現代では建築材としての木ではなく利用できないことから大規模に伐採したために、山の保水力が弱まり、雨水が一気に流出し平常時の河川の水が少なくなっています。
また広葉樹の森から流れ出る養分を含んだ清流が海中の植物プランクトンを育て、それを食べて海の幸が育つと言われています。
大阪では、金剛山・大和葛城山(千早赤阪村)・和泉葛城(貝塚市岸和田市)・妙見山(能勢町)などにブナ林は残っていますが、本来の分布域からすると高温側の限界に位置しており、ブナの成育環境としてはかなり厳しい条件におかれています。それだけに、規模は大変小さいもののこれらの森林は貴重であり、大切にしていかねばなりません。