食材

12月の大阪を代表する旬の食材


  乾物 塩漬け 鮮魚  
     
  数の子(カズノコ)   
   豊臣秀吉が前田利家邸の能会(1594年)で「数の子」や「乾たら」を食べた記録があります。  
 
数の子(カズノコ)
数の子(カズノコ)
 
     
  棒鱈(ボウダラ)   
  大マダラを3枚におろし、頭と背を取り去って干したもの。ボウダラの歴史も古く、さきの豊臣秀吉が賞味した「乾たら」もボウダラだったかもしれません。   
 
棒鱈(ボウダラ)
棒鱈(ボウダラ)
 
     
  フグ(河豚)   
  現在のフグの取扱では下関が日本一、消費地は大阪が6割を占めるそうです。天然フグはもとより、養殖フグも大阪市場がなければ消化しないといわれています。   
 
フグ(河豚)
 フグ(河豚)
 
     
  養殖真鯛(マダイ)・天然連子鯛(レンコダイ)   
  正月にはマダイの塩焼をお膳に供えたり、開干ダイを注連縄(しめなわ)に飾りつける地方もあり、食用だけでなく、福を招く縁起物としての役割も持っています。   
 
養殖真鯛(マダイ)   天然連子鯛(レンコダイ)
   
 
     
  養殖鰤(ブリ)・養殖ハマチ   
  ブリ・ハマチの養殖漁業は昭和35年以後、急速に発展し関西地方から普及しました。数年遅れで関東圏に拡がるが、依然として天然のブリやワカシ・イナダ(関東圏の呼名)の消費が多い。養殖ハマチの活造りはこりこりして関西人の口によく合うが、天然魚のハマチは氷〆のため身が軟らかいので、煮炊用の食材になり、造りにはしませんでした。
 
 
養殖鰤(ブリ)      養殖ハマチ
養殖鰤(ブリ) 養殖ハマチ
 
     
  横輪(ヨコワ)   
  クロマグロの幼魚から若魚になる段階のもので、大阪、京都ではマグロよりも正月の時期には評価が高い。このヨコワが少し大きくなるとヒッサゲになる。   
 
横輪(ヨコワ)
横輪(ヨコワ)
 
     
  鰆・狭腹(サワラ)・狭越(サゴシ)   
  サワラは年末、年始の味噌漬用の魚として、大阪、京都ではあっさりとした白身が好まれます。サゴシはサワラの若魚で、関西ではキズシにします。   
 
鰆(サワラ)
鰆(サワラ)
 
     
  鯖(サバ)   
  秋サバ、寒のサバといわれるように、寒くなると脂がのって一段と味がよくなります。   
 
鯖(サバ)
鯖(サバ)
 
     
  野菜   
  −カボチャ−南瓜、英名: Pumpkin 、Squash ) ウリ科カボチャ属の総称。原産は南北アメリカ大陸。
冬至の日に食べるカボチャを「冬至カボチャ」といって食べると病気にならないといわれています
そのほかにも「厄よけになる」「中風(脳卒中)にならない」「風邪をひかない」「一年中おこづかいにこまらない」「長生きする」などの言い伝えがあります。マルチな食べ物ですね。
かぼちゃには、カロチンがたっぷり含まれています。体内でビタミンAにかわって肌や粘膜を丈夫にし、感染症などに対する抵抗力をつけてくれます。肌をツヤツヤにし動脈硬化の予防になるだけでなく、視力、骨や歯にも効果があるのです。「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」といわれるのはこれらの作用によるものです。  
 
 
カボチャ(南瓜)
 
     
  果物   
  −ユズ−柚子 ミカン科の常緑樹。柑橘類の1つ。原産は中華人民共和国中央および西域、揚子江上流。
冬至の日に柚子をお風呂に入れた冬至風呂(ゆず湯)に入って無病息災を祈ります。

柚子の精油成分には、蜜柑の皮と同じく血行を促進させる働きがあり、風呂に入れると身体を芯から温めます。
新陳代謝も活発になるので、疲れや痛みもとれ、冷え性にも効果があります。
冬至の読みは「とうじ」。というわけで、湯につかって病を治す「湯治(とうじ)」にかけています。
更に「ゆず(柚子)」も「融通(ゆうずう)が利(き)きますように」という願いが込められているのです。 
 
   
ユズ(柚子)