3月(弥生)


     
   五節供(句)の一つ。   3月3日   ひなまつり  
  旧暦の3月3日は桃の花が咲く季節であることから、桃の節句とも呼ばれる。   
  古来中国では、上巳の日に川で身を清め不浄を祓う習慣(上巳の祓)がありました。これが平安時代に日本に取り入れられました。後に、紙製の小さな人の形(形代(かたしろ))を作ってそれに穢れを移し、川や海に流して災厄を祓う祭礼になりました。この行事が、後に宮中の紙の着せかえ人形で遊ぶ「ひいな遊び」と融合し、自分の災厄を代わりに引き受けさせた紙人形を川に流す「流し雛」へと発展してゆきます。この風習は、現在でも「流し雛」として各地に残っています。   
 
人形(ひとがた)
人形(ひとがた) 人形(ひとがた)
 
     
     
   −おひな様や人形の処分について−  
  日本人独特の考えの中に「むすひ」(産霊)があります。
万物のモノに神が宿るというアニミズム的考えです。
古くなったおひな様や人形の処分で神社に持ってこられ、神社に許可無く置いておかれる方がありますが、これは家族の分身を捨てるに等しい行為です。
神社で人形の祓いをされているかを確認され神社の定めたご祈祷料にてお祓いを受けるか、自宅で塩にて清めた後にゴミとして処分されると良いと思います。
又、寺院にても人形供養として行われています。 
 
     
  むす‐ひ【産霊】(大辞泉より)   
  《「むす」は生じる、「ひ」は神霊の意。後世「むすび」とも》天地・万物を生み出す神霊。   
     
  アニミズム【animism】(大辞泉より)   
  自然界の諸事物に霊魂・精霊などの存在を認め、このような霊的存在に対する信仰。
英国人の人類学者タイラーは、これを宗教の起源とした。→アニマティズム 
 
     
  アニメーションanimation】   
  アニメーションの語源はラテン語のアニマ、アニミズムから。
アニマとは霊魂や魂、アニミズムとは命を吹き込む、活動させるといった意味があります。
止まっている絵に命を吹き込むという意味からアニメーションという言葉が出来ました。