4月(卯月)


穀雨(こくう)  
   二十四節気の一つ。    4月20,21日頃    七十二候  
   穀物に必要な雨が降る頃  
     
   今のように気象庁のない時代にはどのように天気を予測したのでしょうね。
大阪の中部では「雲が京参りすると雨が近い」と言います。
雲が東北に向かって動くとということですね。
大阪の中部から東北には京都があったためにそのように言ったのでしょうね。
これには理由があります。
低気圧が近づいてきているからです。
「明け六つに晴れたら、傘を逃がすな」
これは降っていた雨が朝の六時頃晴れたとしても傘もって外出しなさいと言うことなんですね。
これにも理由があります。
低気圧からは温暖前線と寒冷前線の二つが延びています。
この前線の間は雲が切れて晴れるのです。
この時に「今まで雨が降っていたのに、晴れたともって、傘を持たないで出勤」しても
一,二時間後にまたもや雨が降り出す。この様なことがよくあります。
昔の人は経験から天気予報をしていたのでしょうね。
意外とこれがよく当たります。
もし皆様の地域での天気予報に言い伝えありましたらご一報ください。
 
     
  大阪に神社で雨乞いや晴れ乞いに関係した神社あります。   
  生根神社 (大阪市西成区) 
生根神社には、「だいがく」が伝えられている。だいがくは漢字表記では「台楽」または「台額」となり、古来から雨乞い神事に使用された、高さ約20mの柱に約70個の提灯を飾り付けた櫓のことです。
櫻井神社(堺市南区)
拝殿が国宝のこの神社には国の無形文化財にしてされている民俗芸能の「上神谷のこおどり」があります。
10月第1日曜日の秋祭りに奉納される神事舞踊で雨乞いの踊りが起源といわれている郷土芸能。鬼や天狗に扮した人達が鉦(かね)や太鼓で踊りまわります。
「人が喜びのあまりこおどりをした」の「こおどり」の語源はここから来たと言われています。
都留彌神社(東大阪市荒川)
玉造稲荷神社(大阪市中央区)
科長(しなが)神社(南河内郡太子町) 
 
     
     
   一般的に、晴れると「今日は天気が良いですね」と言い、雨が降ると「今日は雨ですか。嫌な日ですね」といいます。
しかし大阪は、瀬戸内式気候として全国的に見ても雨の少ない地域とされています。
大阪はため池の多い地域でした。しかし、昨今の開発によりため池が住宅地に変貌しています。
農家も少なくなりました。
「雨の恵み」を感じなくなっているのかもしれません。
もっと雨に感謝をしなければならないでしょうね。