9月(長月)


  秋分(しゅうぶん)   
  二十四節気の一つ。  9月22,23日頃   七十二候   
  春分の日(3/21頃)と同じく、太陽が真東から出て真西に没する日。 このため、昼と夜の時間が等しくなります。秋の彼岸の中日(秋分の日をはさんで前3日、後3日、合計7日が彼岸) で、国民の休日にもなっています。暑くもなく寒くもないさわやかな時節とさ れ、収穫と秋祭りの時期でもあります。
元々農村部では、春分の頃に豊作を祈り、秋分の頃に豊作を祝う自然信仰があり、山の神様である祖先の霊を春分以前に山から里に迎え、秋分以降に里から山へ送る儀式が行われていました。しかし、仏教の浸透と共に秋分は太陽が真西(極楽浄土の方角)に沈むことから、「秋の彼岸」として先祖を供養する意味を持つようになりました。
 
     
  -彼岸花-   
  彼岸花  
  彼岸花  
  突然茎が伸びてきて鮮やかな色の花を咲かせ、 数日で花が終わって茎だけになります。
花が白い種類もある。 (白花曼珠沙華(しろばなまんじゅしゃげ))。 
 
  花のあとで葉が伸びてくるが、冬と春を越して 夏近くなると全く消えてしまいます。
花と葉を同時に見ることはできません。 葉のあるときには花はなく、 花のときには葉がないのです。
「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味からから韓国では「サンチョ(相思華)」と呼びます 。 
 
  根のところにはリコリンという毒がありますが、 この毒は水で何回もさらせばとれるので 昔の人はこの根の部分からデンプンをとって 飢饉の際の食料としました。   
  田んぼのあぜ道や土手に多くみかけますが、 これはノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを、 彼岸花の毒性のある球根を植えることで防ぐという説と、 彼岸花の根茎は強いため、田んぼのあぜ部分に 植えてあぜの作りを強くするためなどの説があります。   
  別名 「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)。 ”天上の花”という意味。 おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から ふってくるという仏教の経典からきています。